仮想化
チップを有効活用
ウインドリバーは、お客様が組込みコンピューティング環境の効率と柔軟性を大幅に高めて、次世代のスマートなネットワーク対応デバイス、システム、ネットワークを構築できるように支援できます。
主な利点
ウインドリバーは、業界で最も包括的な組込み仮想化開発ポートフォリオを提供します。ウインドリバーのソリューションは、インテル®、Power、ARM®、MIPSなど複数のアーキテクチャをサポートしており、優れたプロフェッショナルサービスとカスタマーサポート、ハードウェアインテグレーションの専門性、活気あるパートナーエコシステムによって支えられています。
ウインドリバーは、お客様が組込み仮想化の多くの利点を生かせるように支援します。
コスト削減
SDN(Software Defined Networking)とNFV(Network Functions Virtualization)によって、アプリケーションやハードウェアの統合、スペースの削減、省電力化、運用やサポートの効率化を図ることで、運用コスト(OPEX)や設備投資コスト(CAPEX)を削減できます。
- ハードウェアコストの削減、ネットワーク機器の統合、マルチテナント機能の実装によるCAPEXの削減
- 開発サイクルとテストサイクルの短縮、運用効率の改善、消費エネルギーの削減によるOPEXの削減
- イノベーションの促進とサービスの迅速な展開によるサービス収益獲得のチャンス
統合
個々の機能を共通の共有ハードウェアプラットフォームに統合することで、アプリケーションに固有なデバイスの数、サイズ、重量、電力を低減します。
- 売上原価の削減
- デバイスの小型化、軽量化、省電力化
- CPU性能の向上
- マルチコアCPUへの容易な移行
性能
仮想化ソリューションのタイプ1ハイパーバイザーは、電力需要を削減しながら、システムの速度と機能性を向上させます。
- マルチコアプロセッサを活用して性能とスループットを向上させるネットワークパケットアクセラレーション
- メディアストリーミングやビッグデータ分析で求められる計算処理やスループットに対応する、メディアおよびデータ処理の向上
- 携帯機器のバッテリーの持続時間の大幅な伸びとワット当たりの性能の向上
安全性とセキュリティ
ウインドリバーの組込み仮想化ソリューションは、IEC 61508や派生規格に準拠したレベルでの安全性認証が可能です。ミッションクリティカルなサブシステムは認証済みのパーティションに配置し、ミッションクリティカルでないサブシステムは分離して未認証のパーティションに隔離することができます。
認証可能な組込み仮想化パーティションには、以下のような利点があります。
- 認証取得コストの削減
- 安全性関連のコードの分離
- アプリケーションの部分的な認証
- 新しい機能を追加するとき、再認証のコストや労力が不要
ウインドリバーの製品
ウインドリバーは、組込み仮想化とマルチコア開発プラットフォームにおいて業界を先導しています。コネクティビティ、拡張性、セキュリティ、将来への対応が要求されるプロジェクトに向けて、包括的なソリューションを提供します。ウインドリバーの支援により、ソフトウェア開発者は効果的にコストとリスクを削減し、市場投入までの時間を短縮できます。